2017年8月10日木曜日

世界基準

テニスの錦織、ゴルフの松山、陸上のサニブラウン。最近はイギリスを舞台とした試合の中継が深夜に行われることが多くテレビで見ている。

世界を舞台に、世界基準で戦い、結果を出している日本人たちの姿がたくましく、かっこいい。

自分が記憶する限り、世界で活躍するアスリートの姿に憧れたきっかけ、言わば原風景はウィンブルドンを戦う伊達公子の姿だか、今もじずんの世界への憧れは変わらないようだ。

2017年5月9日火曜日

引っ越しました

ブログでなく、実際に引っ越しました。
留学前の3年と、留学後の2年を暮らし広尾エリアから、引っ越しました。

さすがに少し感傷的になった。
当初は西麻布や六本木で飲んでいても歩いて帰れる気安さがなくなることへの寂しさだったが、退去日の今日は、小さくてまだヨチヨチ歩きだった上の子と一緒に歩いた道や公園の側を通っている最中に、子どもの成長を見守ってくれた街を出ることへの寂しさを感じた次第。

これからは少し広々した家での新生活待っている!

2017年3月12日日曜日

野球最高

今日の侍ジャパンの試合は凄すぎた。何度となく痺れる展開。最高過ぎた。
週末の夜、自分が自分に戻れる時間に、最高の仲間と、最高の試合。人生最良の日の一つとなりました。
みんなありがとう。

2017年2月6日月曜日

2017年の目標はブログを書く事

2015年5月にWharton MBAを終了し、日本に戻ってきた。
今は日本で、プライベートエクイティ投資の仕事に従事している。
様々な経緯があり、この選択をした訳だけど、思い切って飛び込んだ時の期待に違わず、日々楽しく仕事が出来ている。今までの仕事人生で今が一番充実していると言っても過言ではない。更に、去年10月には第二子が誕生し、家庭も円満である。
正直、全てが順風で、今年は特に目標らしい目標は作る必要もそのつもりも無いほどだった。。。


しかし順調な時ほど、先のことを考えていたい。考えていないといけない。周囲の世界がどんどん変化していく中で、自分だけが現状に満足することは後退を意味する。
ではこのブログで考えたい事:


例えば、自分は今の会社でどのような評価をされたいのか?仕事を通じて、何を学びたいのか?学んだ先に何を成し遂げたいのか?
・・・プライベートエクイティを続けるのか。この会社で?会社を変える?それとも自ら独立?
・・・自ら経営の道を目指していくのか?プロフェッショナル経営者になるのか?それとも企業を目指すのか?
・・・海外、特に新興国で働きたかったという自らの当初の目標をどう整合させるのか?それともしないのか?
・・・仕事を通じて、どう社会にインパクトを与えたいのか?


仕事を通じてインパクトを生むのは重要だが、今の自分にとって仕事は人生の一部に
過ぎないと言い切れる。家庭内での(良い)インパクトを生むことを今はとても重要視しているし、またワクワクもしている。でも自分は父として・夫として、何をすべきなのか?
・・・こどもたちに日々何を語り掛けるのか?何を伝えたいのか?何を語れる人になってほしいのか?
・・・こどもたちにどのような環境を用意してあげたいのか?幼稚園、小学校、中学校・・・
・・・英語はどうする?英語コミュニケーション能力では自分を超えていってもらいたいが、、、
・・・妻との時間も大切にしたい。仕事も充実しているし、こどもとの時間も幸せだが、妻とこどもの話をしたり、二人で食べたい食事や行きたい旅行先の話をしたりすることもとても楽しい。何を意識して妻との時間を過ごすのがより良いのか?いつ・何を二人でやりたいと決めて、その目標を目指すべきなのか?


こんな問題意識を自分は今持っている。
今の仕事をしていて学んだことはPDCAサイクルを回すこと。その基本は、Plan / Do を記録して、チェックする事(C)、そしてそこから新しいアクション(A)に繋げることである。
ブログをPDの記録として活用し、自らの反省とよりよい行動につなげていく、そのサイクルを再度作ることが、今年の目標である。

アメリカの反トランプデモに何を思う

公正な選挙という民主的プロセスによって選ばれたトランプ大統領。そのトランプ大統領は就任後早速、大統領令という実権を行使して特定国出身者のアメリカ入国の禁止した。

これに対して、全米で凄まじい反トランプデモが展開されている。また、自分のフェイスブックを見ても、留学時代の同級生達が感情的ともいえる態度でこの大統領に反対の意を表明している。これに呼応するように、ワシントン州の司法が、大統領令が違憲と決定。

この一連の報道等を見て、民主主義とは何かと考えさせられる。日本であれば、デモをする人はイロモノ扱いされるのでは?色眼鏡で見られることを恐れて、またそもそも選挙で決まってしまったことに諦めて、声を上げないことが多いのではないか?・・・というか、正直に言って、小心者の自分はそうするであろうと思う。
多数決で決まったのだから、絶対に服従しなくてはいけないとすると、それは全く民主的だとは言えない。少数派の意見でも、大切なことは、声を上げて社会に訴えることが大切で、声を上げることでその輪が広がり、権力者に影響を与えることができる。そんなことを世界一の民主国家とされるアメリカの例を見て思った今日この頃。


2015年6月21日日曜日

MBA修了。そして新たなステージへ・・・。

五月に卒業式を迎え、バタバタと日本に帰国してきた。
約一か月の長いようで短い休みを終え、いよいよ明日から就職先での勤務を開始する。

就職先はMBAの大先輩方を含め非常に有能な方々の揃う企業であるので、学ぶことは非常に多いだろうし、楽しみに思う。
ただ、学ばせてもらうという謙虚な姿勢を持ちつつも、自分がオーナーシップを持って仕事を進めること、必要であれば自らの我を通すこと、そして常に目線を上に持ち高み目指し続けること、これを肝に銘じておきたい。

MBAの修了は、チャレンジの終わりではなく、始まりに過ぎない。

2015年5月6日水曜日

家族との卒業旅行(第一弾): ヨーロッパクルージングの旅

MBA最後の授業が4/29に終わり、4/30から5/8までの間、家族とヨーロッパに来ている。
実はこの週末、通称Beach Weekというマイアミへの卒業旅行が企画されていた。しかしどうせ大人数のパーティばかりで疲れるのと、この二年間家族を置いて一人で旅に出ることが多かったので、今回は家族との旅行を選んだというわけ。

今回の旅程はバルセロナで二泊、クルージング船で三泊、ローマで二泊。
南ヨーロッパに来るのは初めてだし、陽光とおいしい食事が楽しみでこの旅先を選んだ。

<バルセロナ>
この時期ヨーロッパの主要な町はどこもそうかもしれないが、いたるところに観光客が溢れており、特に街に点在するガウディ建築には長い入場待ちの列ができていて、「バルセロナ訪問=ガウディ建築詣で」という印象が残った。
建築についてはあまり詳しくないが、ガウディの建築はどこかメルヘンチックで、それがバルセロナという街全体を楽しい雰囲気に染めていたと感じた。

なおスペイン料理に関しては残念ながら二日で飽きてしまい、レストランの多くが閉まる日曜に日本食料理やを探してさまよう羽目となった。(結局めぼしい日本食屋は開いておらず、通りすがりで入ったベトナム料理屋が意外とおいしくて驚いた)

来る前はあまりイメージの無い場所だったが、街並みは美しく人も親切でテキパキしており、とても気持ちの良い場所であった。



<クルージング>
今回は乳幼児を連れての旅ということで、移動が楽なクルージングを初めて選んだ。
船はあまりに巨大で、客室数も尋常ではない数だと思うのだが、エレベータやレストランでの待ち時間はまったく気にならないレベルで、オペレーションのスムーズさには感心した。

カジノ、コメディショー、絵画オークション、プール、ヨガ等様々なイベント・施設があり何日いても飽きないような作りになっていたのだが、子連れ且つ三泊しかしない身としては、オールインクルーシブのパッケージの中に含まれる無料のレストランで三食楽しむので十分おなか一杯になった。

ちなみに部屋はバルコニー、風呂つきのジュニアスウィートで、当然部屋はそれほど広くはないものの、とても快適だった。これで一人500ドルなら悪くない。(というか、通常かかる食事代、ホテル代、交通費を考えると、クルージングは意外とコスパがいい)







<カプリ島>
ナポリに途中寄港した際、同じ港からフェリーに乗ってカプリ島へと渡った。
もともと美しい海岸線で有名なアマルフィに行きたかったのだが、夕方には船に戻る必要があり、日帰りは難しいと考えて断念した。
そんなわけなので、急遽行先として選んだカプリ島にはあまり期待していなかったのだが、海と山が美しい場所でとても気に入った。
有名な「青の洞窟」は入り口まで行った挙句中が込みすぎていて結局行けずに帰ってきたのだが、その後訪れたアナカプリという町から乗った一人乗りリフトから眺める島の景色は最高だった。
ここで初めてイタリアでイタリア料理を食べたが、やはりイタリア料理はうまい!




<ローマ>
「ローマの休日」等で主要な観光地については事前に知りすぎてしまっていたため、驚きはそれほど多くはなかったが、美しい街は歩いているだけで良い気分になり、疲れたらカプチーノを飲みジェラートを食べることが出来るのは、まるでテーマパークに来ているような感覚だ。(トレビの泉とスペイン広場の建物が両方とも改修工事中だったのはご愛嬌)
イタリア人のスーツの着こなし方のカッコよさ、スペイン人と違って乳幼児にあまり気をかけないマッチョ?な文化、町中の時計がそれぞれ間違っているいい加減な雰囲気、が印象的だった。そしてイタリア料理、最高。

明日はバチカン市国に観光に行くのでそれも楽しみだ。






2015年4月27日月曜日

Wharton で学んだこと:授業編①

今学期の2nd Quarterより"Influence"という授業を取っている。
事業で成功したり、社内で昇進するための要素として、人は"performance" (業績/実力)を重視しがちだが、実はそれ以外の要素で他人や組織へ影響力を行使することが出来る、そのためのinfluence skillsを身に着けましょう!、という趣旨の授業。

授業が始まる前は、ソフトスキル系の授業にありがちな、なんだかボワっとしていて本当に役に立つのか不明な授業になりそうだなと思っていたが、実際は社会に再び出た際にかなり役立ちそうな内容だ。

例えば「相手を思いやること」や「人脈」や「空気を読む力」等、社会で活躍するために重要だと何となく感じていたハードスキル以外の要素について、最新の研究成果や実在する実力者たちの成功・失敗事例のディスカッション通じ、理論的によりその重要性を認識することが出来るようになったし、そういったことをより積極的に仕事にも生かしていこうという意識も芽生えてきた。

 また、過去に一緒に仕事をした経験のある人への調査を通じ、自分にどんなInfluence skillsが備わっているか、若しくはどのinfluence skillsはうまく使えていないかも発見することが出来、より深い自分理解にも役立った。

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さてそんなinfluenceだが、今日は今までの授業とは一風異なり、influence skillsを駆使し、いわゆる「成功者」になった後に気を付けるべき罠について学んだ。

その罠とは傲慢さである。人は権力や地位や金を得ると、自分は特別だという感覚を持ち始めるそうだ。確かに昔自分がいた投資銀行業界では、尊大な態度をとる高給取りのバンカーたちがたくさんいたことを思い出す。

またオレ自身は、どんなことがあっても「普通の感覚を持ち続けたい」とこれまでずっと思ってきたのだが、それでも新卒3-4年目くらいで大学教授の2倍くらいの給料を得てしまった時に、自分が強くなったかのような錯覚に陥った記憶がある。そんな訳なので、「まさか自分が」とは思わず、"成功"する前から"成功"のリスクを心得、それを予防することは重要だと思う。

授業では、予防するための方法として、いくつかの例が紹介されていた。
・シンプルな生活を心がけること
・ミスを認め、自分のしたミスを書き留めておくこと
・他人の意見に耳を傾けること
・自分の地位を気にしない人が集まるコミュニティに属すること
・自分のジョークで笑ってくれる人が増えていないか気にかけること(偉くなると面白くなくても周りが気を遣って笑ってくれるから 笑)... などだ。

Whartonでの特別な二年間を通じて、卒業生や同級生の成功例を見聞きし、授業等でもスキル・知識を身に着ける過程で、「自分もBigな人間になれるかもしれない」、と、ポジティブな"can-do精神"を身に着けることができると思う。その精神を持ってすれば、これまでできなかったようなことでも、できるようになるのかもしれない。ただその精神が行き過ぎ、傲慢さが現れ、友人や家族が離れてしまったり、社会のルールに反することをしてしまっては全くの本末転倒である。

Wharton卒業後は、Influenceの授業に代表される、Whartonで学んださまざまな知恵・知識・スキルを活かして社会で活躍したいと思うが、一方で、謙虚さを常に持ち続け、個人の成功欲のようなちっぽけなものではなく、より大きな社会的な使命感を持って仕事をしようと思う。

2015年4月22日水曜日

日本人ウォートン受験者向けの英語対策アドバイス

本日、ウォートンのアドミッションオフィス(受験課的な部署)から日本人の受験者向けにアドバイスをもらったので、下記に公開します。これからウォートンに行こうと思っている、日本人受験者の皆さんに是非読んでいただけたらと思います。
 
なおここ2年は日本人の入学者が10人を切るような状況になっており、中国・インド・韓国の学生と比べるとだいぶ少ないです。ただ、アドミッションによれば、中国・インド・韓国の合格率は日本よりも低いそうなので、日本の方が実はチャンスがあります。なので、みんな頑張れ!
 
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・英語については日本人は苦労するのはよく理解している。なるべく受からせたいという気持ちで見ているが、英語に不安があると、いくら他が優れていてもさすがに合格はさせられない。TOEFLやGMATのスコアで境界線がある訳ではなく、総合的に見ている。ただ、TOEFLの点数が低くても、GMATのverbalがどうか、学部で英語の授業をたくさん取っているか、仕事で英語を使っているか、などはチェックしている。その上で、インタビューで英語に対する不安が取り除かれれば合格させる。
 
・チームディスカッションについては、なるべくfightする人やチームでworkできない人は排除しようとしている。教授たちからはプラスのフィードバックを受けている。発言の内容についてはあまり評価していない。他の人とどのように協力していけるか、それをどのように1 on 1でreflectできるのかを見ている。

進路決定を前に悩む日々

「ブログ強化月間 」と書いておきながら、なかなかブログに気が向かない日々が続いている。。。
というのも、これから一週間以内に就職先を選定する必要があり、その最終決定を下すための情報収集に、かなりの時間と気力を消費しているためだ。

本来はMBA卒業後すぐに途上国で働くことを希望していたのだが、紆余曲折あり一旦は帰国して日本でしばらく働くことになりそうだ。しかし途上国勤務の目標を捨てたわけではなく、入社後数か月から数年内に現地へ転勤になる可能性の高い会社だけを候補として選んでいる。
ただ、いずれの候補先も規模や仕事の内容、そして組織のカルチャーがそれぞれ大きく異なるため、迷いに迷っている。

「もう30歳...」だし「MBA後が一番仕事に対するモメンタムが高そう!」なので、 次の仕事/職場はかなり重要になるなと感じている。(少なくとも自分の心はそう決めつけているようだ...)
それだけに、あと一週間で進路が決定してしまう今の時期は結構しんどい、が、同時に、卒業ギリギリまで様々な選択肢を検討し、どこで何を自分はすべきかを自問自答し続けていることは貴重な経験だなとも思う。