2013年7月30日火曜日

オカンとフィリー・NY旅行

ここ一週間、日本から来ていたおかんと妻と三人で過ごしていた。

フィリーではセンターシティとユニバーシティシティをまわった他、美術館を訪問したり、レンタカーを借りてアーミッシュの住む集落まで足を延ばしたりもした。(レンタカーのタイヤがパンクするというアクシデントにも見舞われた...)

その後訪れたNYでは、ヤンキースタジアムで松井の引退セレモニーに参加したり、定番のミュージカル(今回はマンマミーマ!)を見たり、NY一のステーキハウスであるPeter Luger'sにも行った。

旅行中の一時的なテンションの高さということもあるが、我が母ながらおかんのエネルギーレベルのケタ違いの高さには正直驚かされた。。。しかし嬉しそうにはしゃぐ彼女を見て、心底幸せな気持ちになったのもまた事実だった。

次は日本にいる弟にもぜひ遊びに来てもらいたいものだ。

2013年7月22日月曜日

SIIBSも最終週へ

早いもので、4週間(正確には3週間と4日)のプログラムであるSIIBSもあと三日を残すことになった。
この3週間で、自分は何を学んだろう。いかに成長することができただろう。

まず少なくとも、ケースに慣れることはできただろう。
今週のケースプレゼンテーションを含め、4本のケースを読んだが、準備に時間はかかるがちゃんと読めばその分ディスカッションをリードできることもわかった。
また、他の人の意見から学ぶことも多いし、逆に自分から相手を説得するようなロジカルな英語をしゃべる練習として素晴らしい方法だと思う。
Whartonでは一年生の前半は定量分析の学習に多くの時間を割くそうなので、しばらくの間はケースディスカッションの授業は減りそうだが、選択授業が取れるようになったらぜひケースの多い授業を取りたいなあと思う。

その他、効率的な英文の読み方(いわゆるスキミングというやつ)やグループワークの進め方についても学ぶことができた。
今の頃後悔するようなことはないものの、二年と言う限られた時間には無駄にして良い時間など一秒も無いのだということを痛感した。
短い間で成長していかなくてはいけないと思う。

2013年7月21日日曜日

DC Again...

自分でも可笑しいのだが、今週末にまたDCに行った。(日帰りだが)
今回の目的は人に会うこと。会社の元同期がDCの国際機関でインターンをしており、その話を聞きにいったのだ。
彼女がインターンをする組織は、自分のMBA後のキャリアの大本命。その意味では今回就活をしに行ったとも言える。

彼女のインターン仲間で、Whartonから来ているイギリス人のMikeにも会うことができた。Mikeは金融×途上国という自分と少し似た経験を持っている人物で、とても親近感が湧いた。(何よりゴシップ好きなのか面白かった)
驚いたことに、彼はオレが興味を持っているWhartonのClubのほとんどに関与しているだけではなく、そのいくつかのClubではリーダーも担っているとのことだった。
彼のように興味が合い、かつ魅力的な(そして面白い)仲間に出会えてとても幸運だった!

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今日の学び
・DCのインターンは20人中6人を日本人が占めるということで、思った以上にチャンスはありそう
・インターンは最低でも2か月くらいの長期になる模様。二個目のインターンをするのが難しい?
・一方で、本採用になると日本からは1-2名しか採られず競争が非常に激しい
・そのため同じ志を持つ仲の良い友人と、同じポストを争うことになる可能性が高く(!)、それを考えると今からげんなりする...

2013年7月14日日曜日

SIIBS DC Trip

SIIBSのプログラムの一環で、今週はワシントンDCに行った。
フィラデルフィアからDCはバスで片道3時間の距離。(ただし帰りはボルチモアに寄ることが多く、4時間ほどかかる場合も。。)
本来は一日ツアーの予定だったが、オレはDC付近にいる友人に会うため、現地で一泊してきた。

今回は初のDC訪問だったが、あそこは想像以上に楽しい街だということが分かった!
まず、ホワイトハウスなどアメリカ政治の中心を象徴する壮大な建物群のみならず、フリーマーケット、レストラン、博物館、巨大な芝生エリアなど、人を楽しませるインフラも充実している。天気が良かったこともあって、この街が作り出す雰囲気に心躍った。
航空宇宙関連の博物館で見たプラネタリウムでは、地球規模を超えた宇宙規模の視座を与えられた気がして新鮮な気持ちになった。
フリーマーケットでは、DCエリアでよくとれるという蟹の肉を揚げて作ったサンドイッチが旨くて、テンションが上がった。
夜に友達と行ったジャズも日本と比べ気軽な価格だが洒落ていた(日中歩き回って疲れていたので途中寝てしまったが。。。)

そして何より、気の置けない友人と会い、話し、MBAとは異なる彼らの生活の断片を覗かせてもらったのが新鮮で楽しかった。
Merriland大学のPhDに通う日本人の友人は、DCが目と鼻の先にも関わらず、社会から若干断絶したような生活を送っていたのが興味深かった。
社交の色合いの濃いビジネススクールとの違いに驚きつつも、自分の研究に真摯に向き合う彼の姿勢には刺激を受けた。
上院議員の秘書(?)として法案を書く仕事をするアメリカ人の友人は、同じくDCで政治に近い仕事をしている同年代の何人かとDCのど真ん中に位置する家で共同生活しており、政治の街が生み出すダイナミズムのようなものを感じた。

ビジネススクールという同質的な環境の中で一生の友人を作るのももちろん大切だが、こうした多様な友人から刺激を受け続けるのもまた大事だと感じた週末であった。

2013年7月12日金曜日

第一回プレゼン

今日はSIIBSで初めて、プレゼンテーションを行った。
お題を与えられ、チームが決まったのは三、四日前。それから二度ほど真面目にグループでディスカッションをし、今日に備えた。

チームは4人全員が日本人という多様性の無いグループだったので、「文化的、社会的コンテクストを共有しないメンバーとの衝突や葛藤、及びそれを乗り越えた時の喜び」みたいなものが体験できなかったのは残念と言えば残念。
しかし前の職場ではほぼ常にタテの関係性の中で仕事を行っていたことを考えれば、今回のような「フラットな関係の中でいかに効率的に仕事を進め、効果的なスライドを作るか」という点では学びを得られたと思う。

今後のアメリカ人や留学生とのグループワークでは当然苦労することが多いと思うが、何がうまくいかないのか・どうすべきなのか、等を冷静に分析するための比較基準として、今回の経験を利用しよう。
またおそらく、今回のチームの中ではプレゼンの作成に最も慣れているのは自分だったように思うので、全般的に自らスライド作りをリードできたのもいい経験だった。

なお、今回は「プレゼンの仕方を学ぶ」というのが趣旨だったので、データの収集・分析にはあえてあまり時間を使わなかったのだが、次回以降は分析の内容ももう少しこだわってやりたいなあ、と他のチームのプレゼンを見て思った。

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今日の学び
・フラットの関係性の中では、誰かが進んでディスカッションをリードしないと、物事は決まらない
・自分がリーダーを買ってでる場合は、自分の思いつきだけでいい判断ができるほど自分は賢くは無いので、とにかくしっかり準備をして、いくつかの仮説を用意していくべき

2013年7月8日月曜日

Phillies Game

今日はSIIBSの一環で、地元大リーグチームのPhilliesの試合観戦を行った。
こうした遊びの要素がしっかりプログラムに組み込まれているのも、SIIBSの良いところ。教室内外でクラスメートと仲良くなる機会が多い。

学部時代にサンフランシスコ・ジャイアンツの試合を見た事があるが、球場がとても開放的で且つグラウンドが近くに感じ、好きだった。
今回訪問したPhilliesの本拠地Citizins Bank Parkも、サンフランシスコの球場に負けず劣らず非常に良い球場だった。
月曜にも関わらず客席の7割程度は埋まっており、楽しそうな人々の群れが醸し出すお祭りのような雰囲気もまた楽しい。
次回は7月28日、松井の引退セレモニーが行われるヤンキースの試合を観戦するのでそちらも楽しみだ。

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ところで、フィリーは比較的黒人の多い街であるように思うが、球場ではお客さんの殆どが白人だった。
一方、4月にフィリーに来た時に見たNBAの試合では、黒人のお客さんをたくさん見た。
アメフトの場合はどんな具合なのだろうか。

2013年7月7日日曜日

新生活のセットアップ

こちらに来てから10日ほどが経ったが、生活が整いつつあり、既にとても居心地良く生活ができている。
これまでに行った新生活のセットアップは以下の通り。

■銀行口座開設
SIIBS開始前に18th&Market St.にあるCiti Bankで開設した。
本来は身分証明書として学生証が必要だが、WhartonのWelcome Letter、パスポート(ビザ)、及び日本で発行したクレジットカードの提出だけで済んだ。

■携帯電話の申し込み
Citi Bankの1ブロック先にあるVerizonでiPhoneを購入。4GBのデータ通信枠を二人でシェアするプランで$150ドル、通話とショートメールは無制限で使用可。
必要書類はパスポートと住所を証明する書類。(公共料金の領収書やアパートの契約書等。)
本当は最初にApple Storeに行ったのだが、外国人はApple Storeでは通信プランの契約が出来ないとのことだった。
なお、後でSIIBSの先生に聞いたところ、U PennのキャンパスではVerizonのネットワークが強いらしい。

■家具の購入と組み立て
自宅のあるCenter Cityからタクシー15ドル程度の距離にあるIKEAで、ベッド、ダイニングテーブル、勉強机、ソファ等を購入。
いくつ送っても一括56?ドルで配送してくれるというサービスを利用。購入したのは夜だったが、翌日の昼には全て届いた。
ちなみに、IKEAで買い物が終わったのは9時半。それからタクシーを呼んだのだが、一時間以上待って来ない!!夜も遅いし途方に暮れていたところ、帰宅途中のIKEAのスタッフが声をかけてくれ、彼の車で家の近くまで送ってくれた。
*教訓1⇒フィリーの郊外で夜タクシーを呼ぶのは難しい。
*教訓2⇒IKEAのスタッフにしてもらった親切を、誰か他の困った人に返そう。
ベッドや机の組み立ては妻と二人で行ったが、ソファだけはどうしても重すぎて、近くに住む日本人の友人に手伝ってもらった。

■その他生活必需品の入手
今年ウォートンを卒業した先輩から安い値段で一通りの物を譲ってもらい、大いに助かった。譲ってもらった荷物の中には、食器類、収納、ランプ、炊飯器などすぐ使えるものから、ガスコンロやアウトドア用の椅子まで含まれていた!
鍋類はMacy'sのSaleでT-Falの8?点セットを約100ドルで購入。安いぜ!

■食品の買い出し
野菜、肉、パン等は 21th&Market の Trader Joe's か 12th&Filbert にある Reading Terminal Market で購入。
米、醤油、だし、漬物、味噌等の日本食は韓国人の友人に車を出してもらい、韓国系スーパーの H Martで大量に購入した。

■部屋のメンテナンス
入居してすぐに床が汚いことに気付いたので、管理人に注文し、床のモップ掛け・ワックス掛けを一日がかりでやり直してもらった。
また、天井のペンキが剥がれ落ちている点もいくつか見つけたので、そちらもペンキ屋を呼んでもらい修復。
こんなの入居前に完璧にやるのが日本では当たり前なのに、、、と若干ストレスを感じたが、主張すればちゃんとやってくれたのでまあ良かったとしよう。

これからやらなくてはいけないのは以下の点くらいかな。
・家のインターネットの申し込み
・テレビの申込み(テレビを見ないという選択肢も有り)

2013年7月4日木曜日

フィラデルフィアの独立記念日

SIIBSが始まって三日が経過した。
授業ではグループに分かれてのディスカッション等プロアクティブな参加が求められ、眠くなることは無い。
また、宿題も程よく負荷のかかる量で(もちろん人により感じ方は違うと思うが)、毎回引き締まった気持ちで机に向かえるのが心地よい。

ウズベキスタン人の同級生が、「自分はこの場に来れてハッピーだ。毎朝ビッグスマイルで自宅を出ているよ。」と話していたが、確かに、同級生の質やペン大のアカデミックな雰囲気等含めて、素晴らしい環境に身を置けているなあという実感がある。

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今日7月4日は独立記念日だった。
さすがフィラデルフィアは独立の地ということもあり、昼間はメインストリートでの大規模なパレード、夜はNe-yo等著名なアーティスト達による入れ代わり立ち代わりのライブと、最後には花火があり、お祭り気分を楽しめた。
もっとも、聞いた話によると、アメリカの他の街では、昼間は家族や仲間とバーベキューをして、夜に花火を見て終わり、という具合らしいが。

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今の段階で宿題がまだ50%くらい残っている。やらなきゃいけないのはケーススタディの読み込みと、自分なりの意見の構築だ。
明日は6時くらいに起きて、2時間ほど勉強してから登校するつもりである。
こういう生活を数日して思うのは、やっぱり自分は勉強が嫌いじゃないなあということである。明日起きてケースの勉強をするのが結構楽しみだ!

2013年7月1日月曜日

サマースクール(SIIBS)始まる!

さて、今日から留学生向けMBA準備講座として位置付けられる、SIIBS(Summer Institute for International Business Student)がスタートした。

SIIBSは基本的にWharton生向けのプログラムだが、対外的にも比較的高い認知・評価を得ているようで、毎年東海岸のMBAに進む他校生が相当数来ているみたい。

昨年SIIBSに通ったWhartonの先輩からは、SIIBSではMBAの本番開始後にも続くインターナショナルたちとの強いコミュニティが作れると聞いていた。
そのため期待を胸に本日登校したのだが・・・。
クラスルームに入ると、人数構成は以下の通り、日本人が大半を占めるというなかなか残念な(?)結果であった。
日本:10人
タイ:3人
韓国:2人
UAE:1人
ウズベキスタン:1人

SIIBSの目的は①英語のケースディスカッションに慣れること、②インターナショナルの友人を作ること で、日本人が多くてはあまり意味が無い!と失望して即日退学しRefundしようかとさえ一瞬思った(苦笑)
しかし、特に他にやることもないし、体を新生活に慣らす分には悪くは無いかな、と思い直して今日から頑張ることにした!
初日はオリエンテーションがメインで授業はほとんどなかったが、自己紹介の様子を聞く限り、クラスメートの英語は相当にうまい。(帰国子女や留学若しくは駐在経験者が大半の模様)そもそも皆志高くやる気に満ち溢れた学生であるはずなので、自分の取り組み次第では得るものは大きそうだ。

当初のような傲慢は捨て、謙虚に、しかし目標は高く、積極的な姿勢でクラスに参加しようと思う。

新ブログ始めます。

Wharton School of the University of Pennsylvania へのMBA留学を機に学部時代から8年間(8年間も!)続けていたブログをやめ、新しくこのブログを立ち上げることにした!

このブログを書く目的は、今のところ以下の点だ:
①長年憧れ、楽しみにしていたMBAの貴重な二年間を、将来忘れないようにメモすること
②日々の気付きや思いを文章化しすることで、自分の思考のプロセスを明らかにすること
③目標と行動を管理し、モチベーションをキープすることのMBA留学を機に学部時代から8年間(8年間も!)続けていたブログをやめ、新しくこのブログを立ち上げることにした!

④日本や海外にいる友人・家族に、自分の活動(事実)を報告すること
⑤これからウォートンを目指す受験生に情報提供をすること

情報提供が目的の一つに含まれているとはいえ、これまでのブログと同様、あくまで私的なエッセイ・日記として書いていく予定だ。
またどんなにカッコ悪くても、ここでは勇気を出して自分の正直な思いを書くよう心掛けたい。
MBAが本格的に始まると相当忙しくなるとは思うが、なるべく継続して更新していこう!